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彼の家の周りには、きっと目立たないように公安の 人たちが警備に当たっているに違いない。 他国も江戸時代から伝わる奇天烈斎のオーバー テクノロジーをねらっている。その血を受け継ぐキテ レツ本人にも危険が迫っているのだ。 彼は、廃品から大百科の発明品を具現化してしまう 能力の持ち主である。 毎週すごいペースで製作をするキテレツだが、そんな に都合良く廃品が近所で見つかるものなのだろうか? 実はキテレツの警備をしているのが公安であるならば、 その材料をソッと彼の目につきそうな場所に置いてい るのが文部科学省なのだ。 しかしながら大百科の内容を詳しく知るものが政府側 にいないため、キテレツがどのような物を使って何の 装置を作るかわからず、如何様な廃品(に偽装した 材料)が必要かも不明である。 政府として国家に役立つものの開発が進められるかは ひとえに運任せだが、キテレツ自身の日常における ニーズが新開発の動機であることは、警備の者よりの 報告によってわかっているため、彼の周囲の友人、 知人はもとより、町内の者至るまで家族を除きすべて 政府によって訓練されたエージェントである。 日常のイベントを用意されたシナリオ通りにそれとなく 起こし、キテレツの製作意欲を刺激するのである。 キテレツの父親の勤めている会社もキテレツの才能が芽 を出した時より政府より目がつけられており、今の街に引 っ越してくるように転勤の辞令を出していたのだ。 あの一見平凡に見える町内も実は「キテレツ」ひとりのた めにでっち上げられた街なのだった! 同じようなことが、のび太の周辺には、ないと思われる。 それは、ドラえもん自体が未来の超科学の産物であり、 21世紀のあらゆる武器が通じない(と思われる)超兵器が 彼のポケットに入っているので、手を出せないのである。 ある意味「ドラえもん」が稼働し続ける限り、町内どころか あの自治体が安全なのだ。警備は不要である。 同じオーバーテクノロジーでもキテレツの場合は、江戸時 代の日本人の発明品のリメイク(又は、具現化)で危険な 物であれば、己自身を守る手段が皆無の一小学生キテレ ツからの没収が容易である。故に保護、警備が必要となるのだ。 |
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